Google Playサービスのバッテリー消耗の原因を取り除く方法

2022年4月5日

Google Play サービスがバッテリーを消費しているのではなく、それを使用しているアプリがバッテリーを消費しているのです。ここでは、バッテリーの使用量を抑える方法をご紹介します。

Google Playサービスによるバッテリーの消費を抑えるには？

Google Play サービスが直接バッテリーを消費することはありません。しかし、バッテリーの使用量を記録している方は、Google Play サービスが常にバッテリーを消費しているように見えることにお気づきでしょう。これは、携帯電話上の他のアプリが電力を使用しているため、Google Playサービスに電力が必要なのです。

全体的なバッテリーの消耗を抑えるには、アプリができることを制限することです。特に位置情報サービスやバックグラウンドの操作えお制限すると効果的です。

1. 携帯電話上のアプリを棚卸しし、定期的に使用しないアプリや1日に必要のないアプリは削除してください。アプリが少なければ少ないほど、Google Playサービスの使用量も減ります。
2. 「設定」 > [バックグラウンドの制限]に進みます。この設定では、使用していないときでもバックグラウンドでオンになっているアプリを無効にすることができます。不要なアプリや、バックグラウンドで動作させたくないアプリを切り替えてください。
   
   Noteバックグラウンドサービスをオフにすると、一部のアプリの読み込みが遅くなることがあります。アプリをすぐにロードする必要がある場合は、オンのままにしてください。
3. 「設定」>［アプリ］>［アクセス許可マネージャ］>［場所］を選択します。以下のカテゴリーが表示されます。すべての時間を許可]、[使用中のみ許可]、[拒否]のカテゴリが表示されます。各アプリをクリックし、好みの設定に変更します。位置情報サービスはバッテリーを最も消耗するものの1つなので、位置情報の常時使用を許可するアプリを地図や道案内など、必要なものだけに制限してください。
4. 「設定」>「アプリ」>「アクセス許可マネージャ」で、その他のアクセス許可を確認し、アプリに持たせたくないアクセス許可をオフに切り替えます。これにより、アプリの全体的な使用量が減り、Google Playサービスにアクセスする頻度も減ります。

Google Playサービスとは

Google Playサービスは、Androidに組み込まれたGoogleアプリと個別にインストールされたアプリのための中央スイッチボードのようなものです。各アプリが同じタスクを実行するのではなく、すべてのアプリがGoogle Playサービスを介してタスクを実行します。その結果、Google Playサービスは常に携帯電話のバックグラウンドで動作し、データのルーティングを行い、携帯電話をスムーズに動作させることができます。

Google Playはバックグラウンドで何をしているのか

Google Play サービスは、次のような便利な機能を提供します。

• シングル サインオンにより、アプリを開くたびにログインし続ける必要がなくなります。
• Google Driveへのファイルの自動保存
• アプリを開かずにGoogleマップの情報やデータを利用する機能
• サードパーティアプリのセキュリティスキャン
• 現在地を把握するための位置情報ツール
• Google Payサービス
• Androidゲームのクラウドゲームセーブやリーダーボードの利用

Google Playサービスのバッテリー使用量

Google Playサービスのバッテリー消費量は、お使いの携帯電話の使用状況によって異なります。Google マップ、ハングアウト、Gmail などのサービスを常に使用している場合は、バッテリーを消費する可能性があるとしてバッテリー アプリに表示されることが予想されます。

Google Playサービスを無効にすることはできますか？

一般的にGoogle Playサービスを無効にしたり削除したりすることはできません。多くのアプリのバックグラウンドで多くのことを制御しているため、これを削除したり無効にしたりすると、携帯電話が誤作動を起こし、アプリがうまく動作しなくなったり、完全に動作しなくなったりする可能性が高いからです。

Google Playサービスは、他のアプリのバックグラウンドでの動作を管理するものであり、Google Play Servicesが直接バッテリーに負担をかけることはありません。